【送料無料】「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい! |
『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい! 』
高田 靖久 (著)
定価:1470円
頁数:200ページ
出版社:同文館出版
発売日: 2009/3/5
<概要と読みどころ>
売り上げを高めるための関数は二つあります。
「単価」と「数量」です。この掛け算で売上高は決まります。
そして、数量(お客さまの数)には二種類あります。
「新規客」と「リピーター」です。
ですので、ビジネス戦略には、基本的には、「単価」をアップさせる
施策、「新規客」を増やす施策、そして「リピート」してもらう施策の
3つの視点があります。
今回紹介するビジネス書は、「リピートしてもらう」ための具体的な
テクニック、固定客を増やすことにフォーカスされて紹介されています。
著者は調査データをもとに、「一回きりのお客さまの割合はほとんどの
店で6~7割いる」といいます。そして、その6~7割のお客さまの割合
を少しでも少なくするだけで売り上げは上がり始める。
また、別の調査結果として、3カ月間の間に「一回しか利用しないお客
さま」と3回以上利用したお客さまを比較すると、後者の方が7倍固定客
になるといいます。
つまり、ビジネスの要諦は、利用いただいたお客さまに「その日から数
えて三カ月間以内に三回利用してもらうこと」。
「あなたの商品やサービスに興味のある人を見分けるのは簡単。一回でも
利用した人ということ。そういう人は、0回の人に比べると5~16倍、
商売がしやすい」
著者はこんなことを言っていますが、おっしゃるとおり。見込み客リスト
はどんなビジネスでも欲しいものですが、それは身近な所にあるのです。
そのために、3回レターを出しましょうと提唱しています。
本書の構成としては、最初に顧客の固定化の話があり、新規客獲得の
話は後半にあります。新規客獲得施策は、「あなたの店を選ばなければな
らない理由」を訴え、売り込む対象・商品を絞り込み、商品ではなく人
を売ることを紹介していますが、穴のあいたバケツに水を入れても水はち
っとも溜まらないのと一緒で、どんなに新規客が集まっても固定化しなけ
ればビジネスは続かないので、固定化施策を万全にする方が大事と述べて
います。
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<オススメ度> ★★★☆
(評価の見方)
★★★★★・・・一年に出遭うか出遭わないかの最高傑作
★★★★ ・・・ぜひ、みなさんにも読んでほしい一冊
★★★ ・・・おススメ!
★★ ・・・まあまあ、おススメ
★ ・・・読んで損はない
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