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『ブランド再生工場―間違いだらけのブランディングを正す』
関橋英作 (著)
定価:798円
単行本:191ページ
出版社: 角川SSコミュニケーションズ
発売日:2008年7月10日
<概要と読みどころ>
ブランドとはなにか?
関橋氏は次のように語ります。
●ブランドとは、提供者が作り出すものではなく、消費者が自分の
心の中で育てるもの
●ブランドは競合に対する心理的な差別化要因
競合とは違う「好かれる」個性である
ブランディングとは、好きになってもらうこと
関橋氏は、キットカットやハーゲンダッツのブランディング構築の
立役者。キットカットは、ホテルマンならだれもが知っているでしょう、
「きっと、勝つ(博多弁で、「きっと、かっとーー」と言うそうです)」
にかけて、受験のお守りとして認知されました。ハーゲンダッツは、高
価格ということで、大人に食べてもらいたいということで、「大人を幸
せにするアイスクリーム」という打ち出しをして成功させた。
分かりやすいお話を一つ。
ブランドには二つの価値がある。
一つは「機能的価値」。
もう一つは「情緒的価値」。
機能的価値は、消費者に対し、「どんないいことをしてあげられるのか」
「どう役に立つのか」。一方の情緒的価値は、「どんないい気持ちにさせ
てくれるのか」ということ。
で、ブランディングにはこの情緒的価値の訴求が不可欠であるという
ことです。
マーケティングに興味のある人には、とても面白い本です。
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<オススメ度> ★★★★
(評価の見方)
★★★★★・・・一年に出遭うか出遭わないかの最高傑作
★★★★ ・・・ぜひ、みなさんにも読んでほしい一冊
★★★ ・・・おススメ!
★★ ・・・まあまあ、おススメ
★ ・・・読んで損はない
星なし ・・・時間とお金のムダ
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