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2011年6月6日月曜日

ブランド再生工場―間違いだらけのブランディングを正す

【送料無料】ブランド再生工場

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価格:798円(税込、送料別)



『ブランド再生工場―間違いだらけのブランディングを正す』
                       関橋英作 (著)
 定価:798円
 単行本:191ページ
 出版社: 角川SSコミュニケーションズ
 発売日:2008年7月10日

<概要と読みどころ>

 ブランドとはなにか?
 関橋氏は次のように語ります。

 ●ブランドとは、提供者が作り出すものではなく、消費者が自分の
  心の中で育てるもの
 ●ブランドは競合に対する心理的な差別化要因
  競合とは違う「好かれる」個性である
  ブランディングとは、好きになってもらうこと

 関橋氏は、キットカットやハーゲンダッツのブランディング構築の
立役者。キットカットは、ホテルマンならだれもが知っているでしょう、
「きっと、勝つ(博多弁で、「きっと、かっとーー」と言うそうです)」
にかけて、受験のお守りとして認知されました。ハーゲンダッツは、高
価格ということで、大人に食べてもらいたいということで、「大人を幸
せにするアイスクリーム」という打ち出しをして成功させた。

 分かりやすいお話を一つ。

 ブランドには二つの価値がある。
 一つは「機能的価値」。
 もう一つは「情緒的価値」。

 機能的価値は、消費者に対し、「どんないいことをしてあげられるのか」
「どう役に立つのか」。一方の情緒的価値は、「どんないい気持ちにさせ
てくれるのか」ということ。
 で、ブランディングにはこの情緒的価値の訴求が不可欠であるという
ことです。

 マーケティングに興味のある人には、とても面白い本です。

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<オススメ度> ★★★★

 (評価の見方)
   ★★★★★・・・一年に出遭うか出遭わないかの最高傑作
   ★★★★ ・・・ぜひ、みなさんにも読んでほしい一冊
   ★★★  ・・・おススメ!
   ★★   ・・・まあまあ、おススメ
   ★    ・・・読んで損はない
   星なし  ・・・時間とお金のムダ

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