【送料無料】25歳からの10年で会社に負けない自分をつくる! |
『25歳からの10年で会社に負けない自分をつくる!』
◆価格: ¥1,500 (税込)
◆214 ページ
1、第一志望でその会社に入っていない
2、若いうちに修羅場を経験している
3、異文化の中に放り込まれた経験をしている(海外、まったく違う
事業をしている子会社など)
この3つ、なんだと思うだろうか。
実はこれ、同期でトップを走る、早期選抜される人の共通点である。
著者の柴田励司氏は、京王プラザホテルで10年働いた後、マーサージャ
パンに転職。38歳で日本法人の代表になり、アジアパシフィック組織・
人事コンサルティング部門上級副社長という役職も兼務しているすごい人。
本書は、この柴田氏の半生をほぼ時系列で紹介しつつ、その時々のエ
ピソード、そこから何を学んだか、人生の時々で、人は何を経験し勉強す
べきかということを語ってくれている。
とにかく柴田氏の半生は波乱万丈である。その波乱万丈の人生を紹介
した本書には、読者の、ホテル業界人の琴線に触れるフレーズであふれて
いる。
例えばこんな教訓。
「どんなに努力して、いいパフォーマンスをしても、世の中うまくいか
ないことがある。でも、結果としてうまく行かなかった現実と、精神的な
ダメージとは切り離すべき。要はなにか失敗をしてくよくよしても、時間
がもったいないだけである。そんなことをしている暇があったら、次のス
テージへ進もう」
また、こんな話も・・・。
「人は人生の色々な場面で予想もしないハプニングに見舞われる。いいハ
プニングもあれば、悪いハプニングもある。でも、悪いハプニングでも、
その経験が後々大きく役に立ったり、悪いと思っていたその出来事が好循
環への転換点だったりする。思わぬハプニングに出会ったとき、ああ、な
んて不条理な・・・とか、いったい自分はどうすればいいんだとか、思い
悩むのが人の常だ。だが、悩むのはせいぜい5分か、10分でやめておいた
ほうがいい。悩んだところで、物事が好転するわけではない。自分から積
極的に動き、働きかけない限り、自体は何も進展しない。私のこれまでの
人生も、つまづいては転び、転んでは起き上がることの連続だった。しか
し、それもいま振り返ってみれば楽しいし、いい経験だったように思える」
いつも記事の執筆や講義で大変お世話になっているが、本書を読んで、
柴田氏を惚れ直してしまった。
内容の半分ほどはホテル時代のことであり、ぜひともホテル業界人に読
んでいただきたい一冊だ。
◆目次
序章 それは突然の内定取り消しから始まった
第1章 不幸をチャンスに変えるコツ
第2章 自分モデルを探そう
第3章 先生はどこにでもいる
第4章 リスクをとるから成長する
第5章 会社組織とのつき合い方
第6章 チームってなんだろう?
第7章 リーダーの仕事
終章 自分の感性を信じよう
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<オススメ度> ★★★★
(評価の見方)
★★★★★・・・一年に出遭うか出遭わないかの最高傑作
★★★★ ・・・ぜひ、みなさんにも読んでほしい一冊
★★★ ・・・おススメ!
★★ ・・・まあまあ、おススメ
★ ・・・読んで損はない
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