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2011年6月7日火曜日

書評『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』



『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えている
      たったひとつのこと』  マーカス バッキンガム (著)

 定価:1,995円
 単行本:315ページ
 出版社: 日本経済新聞社
 発売日:2006/01

<概要と読みどころ>

 現在、『最高の成果を生み出す 6つのステップ』という本を読んでいます。
 強みを最大限に発揮するためにはどうしたらいいかという内容ですが、翻
訳が分かりづらいのか、引き込まれるまでに時間がかかっております。
 なぜ本書を買ったかと言うと、2006年の一年間に私が読んだビジネス書の中
で最も影響を受けたのがこの著者であるマーカス バッキンガム氏が書いた
『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』だっ
たからです。
 内容は、リーダーが考えるべきたった1つのことは「よりよい未来に向けて人
々を一致団結させる」こと。一方のマネジャーが考えるべきたった1つのことは
「部下一人ひとりの特色を発見し、それを有効に活用する」こと。チェスをする
ように、部下一人ひとりの個性の違いに注目し、彼らを成功に導く・・・。
 ということを紹介していますが、それ以外にも多くの示唆に富む教えがありま
した。

●個人の成功の秘訣は、自分がしたくないことを見つけ出し、それをやめる。
●自らの強みを自覚し、その強みを強くすることをとことん追求すること。
●マネージャーのスキルとしては、
  1)きちんと人を選ぶこと
  2)期待する仕事の内容をはっきり示すこと
  3)褒めることと認めること
  4)部下に気遣いを示すこと
●個人としてもチームの一員としても、もっとも貢献できるのは役割と強みが
 一致したときであり、そうなるように環境を整えるのはあなたの義務だ

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<オススメ度> ★★★★★

 (評価の見方)
   ★★★★★・・・一年に出遭うか出遭わないかの最高傑作
   ★★★★ ・・・ぜひ、みなさんにも読んでほしい一冊
   ★★★  ・・・おススメ!
   ★★   ・・・まあまあ、おススメ
   ★    ・・・読んで損はない
   星なし  ・・・時間とお金のムダ

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